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主旨:都市空間の歴史において、その近代化の過程を捉えようとするとき、新しい空間の発生でもなく変容でもない事態が進んでいく状況を考える必要がある。それは、近代化以前の空間の再編であったり、編集であったりするのだが、それをこの研究会では近代の空間編成と捉えることとする。その空間編成史を分析するにあたり、一元的ではなく多様なヘゲモニー争いにより空間が再構築されていくという点できわめて興味深く、また近年に優れた研究成果も生まれつつある、近代・戦後の神戸を取り上げて、その空間編成を考える研究会を開催する。

日時:2019年10月25日 金曜 13:00~17:00  
場所:神戸女子大学三宮キャンパス教育センター 123教室
主催:近代の空間編成を考える研究会
協力:(学)行吉学園 神戸女子大学   本公開研究会は(学)行吉学園・神戸女子大学・教育・研究助成費の助成を得て行う。


司会:砂本文彦(神戸女子大学教授)
第一発表

  「神戸/産業化/農地転用-三菱、鐘紡と新田地主による産業勃興期の都市基盤編成」

        中江研(神戸大学大学院准教授)
  「中江発表に対する討論」

        中嶋節子(京都大学大学院教授)
第二発表
  「神戸/戦後/闇市・接収―復興と占領が導く中心市街地の編成」

        村上しほり(大阪市立大学客員研究員)
  「村上発表に対する討論」

        中川理(京都工芸繊維大学教授)

総合討議
コーディネーターと総括:石田潤一郎(京都工芸繊維大学名誉教授)

 

聴講定員:30名    

聴講申し込み先:神戸女子大学家政学部 砂本文彦 f-sunamoto @ yg.kobe-wu.ac.jp

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